2009/07/09 (木)
テーマ:カード犯罪
クレジットカードに関する犯罪は後を絶たない。最近では、新たなカード犯罪が登場している。
クレジットカードの犯罪といえば、機械(スキマー)を使ってカードの磁気情報を入手する「スキミング」や、URLを記載したメールを送り、ユーザを偽のWebサイトに誘導してカード情報を入手する「フィッシング」などが代表的だ。
新たに発覚したカード犯罪は「クレジットマスター」というもの。何やらクレジットカードを使いこなしている人のようだが…。
クレジットマスターという手口は、簡単にいうとカード番号に特殊な計算を施して、ほかのカード番号を割り出すというものだ。基になるクレジットカード数枚あれば、数十枚分のほかのカード番号を入手することも可能であり、ネット上での不正利用のため、犯罪者側のリスクが低いという。
カード番号の並びの規則性を悪用した犯罪であり、カード番号の割り出しを瞬時に行う自動ソフトも出回っているといわれている。カード番号の仕組み自体を悪用した手口ということもあり、番号流出の防止に打つ手がないため、今のところカード会社側でもこれといった対策がない。
インターネット上の通販サイトには、カード番号と有効期限を登録するだけで商品の購入が可能なところもある。クレジットマスターで不正に入手したカード番号を打ち込むことで、実在するカード番号に当たる可能性があるわけだ。
クレジットマスターの手口は、10年ほど前から知られていたという。カード会社や専門家は、ネット決済に入力項目を追加するなどの早急な対策が必要とする。しかし、入力項目を増やしてネット決済を複雑化することにより、ユーザは商品購入が不便と感じてしまうという指摘もなされている。
