クレジットカードlabブログでは、詐欺の手口として「クレジットマスター」に関して取り上げてきた。この犯罪はかなり重大な被害を及ぼす可能性があるのだが、社会的にどれほど知られているのだろうか。
クレジットマスターというのは、簡単にいうとカード番号の規則性を利用し、他人のカード番号を計算で割り出すというもの。得られたカード番号は、ネットショッピングなどに悪用する。
ネットマーケティングを行っている株式会社アイシェアが、「クレジットマスター」について意識調査を実施し、8月4日に調査結果を発表している。
有効回答数は20代から40代のネットユーザ531名(男性55%・女性45%)であり、調査期間は、2009年7月7日~10日の4日間となっている。
『クレジットマスターがどのような犯罪か知っていますか?』
・知っている:38.6%
・知らない:61.4%
「スキミング(知っている:89.6%)」や「フィッシング(知っている:86.1%)」といった犯罪に比べて、かなり知名度が低いと述べている。
『ショッピングサイトがセキュリティ保護(SSL/https)されていないと不安になるか?』
※クレジットカード利用者のうち、ネットショッピングでカード支払いをしたことが「ある」とした93.9%の人を対象
・セキュリティ保護されていないサイトは不安なのでカードは使用しない:66.2%
・不安だがセキュリティ保護されていなくてもカード決済することがある:24.6%
・気にしたことがない:9.3%
やはり、セキュリティがしっかりしているかどうかは気になるようだ。
『ネット決済をする際に暗証番号の項目がないと不安になるか?』
・不安だが暗証番号の項目がなくてもカード決済することがある:51.9%
・暗証番号の項目がないサイトでカードは使用しない:24.8%
・気にしたことがない:23.3%
セキュリティが気になる人は多いのに対し、意外にも暗証番号については気にならないようだ。
クレジットマスターの認知度は低いことが分かったが、その被害は重大なものだ。現状では、番号流出を防ぐ有効な対策はないとされている。安全のためには、暗証番号など本人確認を徹底させるべきとの意見もある。今後は暗証番号確認があるサイトを利用するなど、個人でも意識向上の必要性があるようだ。 ![]()
